海外取引や国際ビジネスでは、相手企業の財務状況を正しく把握することが欠かせません。しかし、「決算書は指標が難しくて読めない…」というお声をいただくことも多くあります。
実は、EBITDAやROE、ROAといった高度な財務指標は、相手方の安全性を判断するうえで必ずしも必要ではありません。むしろ、難しい指標に頼りすぎると、決算書の本質を見失ってしまうことがあります。
財務指標は便利な一方で、会計基準や開示水準の違いにより、海外企業では正確に比較できないケースも少なくありません。また、指標は“加工された数字”であるため、企業の実態をかえって見えにくくすることがあります。
重要なのは、決算書が示す「お金の出入り」という本質を正しく読み取ることです。これにより、相手企業の健全性をより確実に把握できます。
海外取引の安全性を判断するために確認すべきポイントは、実は非常にシンプルです。
負債が少ないか、現金が十分にあるか、利益が出ているか。この3点を丁寧に確認するだけで、相手企業の“体力”は十分に見えてきます。
決算書は複雑な資料ではありません。突き詰めれば、どれだけお金が入り、どれだけ出ていったかを示すだけのものです。この本質を忘れずに分析することが、海外取引のリスクを最も確実に減らします。
英文契約書専門事務所であるGoldenWillerは、財務分析と契約書作成の両面から、企業の海外展開と国際ビジネスの成功をサポートします。
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